国立音楽院の幼児リトミックには、レッスンマニュアルがありません。国立音楽院のオープンシラバスで学んだ講師は、ジャンルに捉われない多彩な音楽を自在に活用して、レッスンを行っています!!
「幼児リトミック」を日本で始めたのは、国立音楽院です。幼児リトミック指導員は、教育・芸術・発達心理学・音楽即興・ダンス・音楽療法などにもとづく、本音楽院独自のカリキュラムから生まれます。
乳幼児期は心とからだの基礎原点であり、最も大切で重要な時期です。敏感性鋭い幼児期に於ける心身の調和・秩序感・協調性・情操、ドキドキわくわくする旺盛な好奇心や豊かな想像性、元気さを育成します。
こどもと同じ純な心で学び、実習ではこどもの楽しむ姿に向きあい、感動し喜びながら成長をも促します。
国立音楽院に入学し、幼児リトミック本科の学生であれば、卒業単位を全て取得すること、それ以外の学科の学生の場合は、「幼児リトミック演習&RMP」など既定の授業を履修すること。
幼児リトミック教室にて、現場実習を行う。アシスタントとして規定回数は32回以上のレッスンに参加し、経験を積む。
授業単位と、実習ノート・レポートが揃った時点で、幼児リトミック講師として認定します。
リトミックはリズムや音楽を聴くことによる「音楽基礎教育」であると同時に、こどもたちが心と身体で音楽を感じ楽しむことで感性や想像力を伸ばす「情操教育」となります。
「ベビークラス」「1-2才クラス」「2-3才クラス」の年齢別に分かれた1回40分間のクラスでは、発育段階に合わせた数種類のプログラムが組み込まれております。
古代の偉大な哲学者・数学者であるピタゴラスは「万物の根源は数である」と宣言し、この数を探求する中で調和する音の中に数学的な法則を見出し、ピタゴラス音階と呼ばれる音階が発見されました。この音階の発見の意義は、永遠に固有の普遍的な調和が宇宙に存在することを発見したことではないでしょうか。ピタゴラスは数的調和の中に心の浄化作用(カタルシス)があると言います。音楽的な調和、ハーモニーの中にも数的に美しい関係性があり、カタルシスに導かれると考えます。
こうした哲学の下、美しい音楽とともに心身の調和、秩序感をもって、よりよく自己を表現し、周囲のお友だちと協調できるようになるお手伝いができれば幸いです。
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